山口忠「そんなモン、プライド以外に何が要るんだ!」
アニメ:ハイキュー!!(第2期)第8話「幻覚ヒーロー」より
インターハイ予選で青葉城西に敗れた後、3年生も含めて全員で春高を目指す事になった烏野高校排球部は、音駒や梟谷との合同夏合宿に参加する事になる。メンバーそれぞれが、各々の課題に取り組み自主練などに励む中、自主練などはせずにひとり切り上げる月島を気にかける山口の姿があった。
山口はそんな月島を見て日向に聞く
山口「日向なら今のツッキーになんて言う?」
日向「何も言わないけど。だって月島はバレーやりたいのかわかんねえもん。やりたくないやつに、やろうぜ!って言っても仕方ないじゃん。山口は?山口なら月島になんて言う?」
そう言われていろんな想いを巡らせる山口。そして走って月島のもとへ。
山口「最近のツッキーはかっこ悪いよ!日向は小さな巨人になるかもしれない。だったらツッキーが日向に勝てばいいじゃないか。日向よりすごい選手だって照明すればいいじゃないか!身長も頭脳もセンスも持ってるくせに、どうしてここから先は無理って線引いちゃうんだよ!」
月島「たとえば、すごく頑張って烏野で一番の選手になったとして、その後は?万が一に全国へ行く事ができたとして、その先は?果てしなく上には上がいる。そこそこの結果を残しても絶対に一番になんてなれない!どこかで負ける!それをわかってるのにみんな、どんな原動力で動いてるんだよ!」
そこで山口はインターハイ予選で青葉城西戦にピンチサーバーとして出てミスをした時の事を思い出す。この後に放った言葉が今回の名言。
山口「そんなモン!プライド以外に何が要るんだ!」
これまで月島に憧れながらあとを追うように歩んできた山口が、月島の胸ぐらに掴みかかって息を切らしながら叫ぶ姿に、とても胸を締め付けられたのを覚えています。そして叫んだ直後に雲が切れて月明かりが出てきて山口の顔が月明かりに照らされるシーンも素敵でした。山口の月島への想いが溢れた回でしたね。
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