猫又育史(ねこまたやすふみ)「ボールを落とした方が負けるんだ」
アニメ:ハイキュー!!(第1期)第13話「好敵手」より
ゴールデンウィーク合宿最終日、因縁の相手”音駒高校”との練習試合もいよいよ大詰め。第1セットを先取されての第2セット、マッチポイントで前衛には日向と東峰がいる攻撃型ローテ。何度も攻撃を仕掛けるものの守備力に優れた音駒にことごとく拾われてしまう。
防戦一方の音駒だが猫又監督は「それでいい」
「不格好でも攻撃の形にならなくてもボールを繋いでいる限りは負けないんだ」
「強いスパイクを打てる方が勝つんじゃないんだ。ボールを落とした方が負けるんだ」
「これが”繋ぐ”ということだ」
最後の最後、あと少しで落ちるかと思われたボールもギリギリのところで拾われて、そのボールは烏野のコートにぽとりと落ちて試合は終了。
粘りに粘った音駒が勝利を収めます。
ハイキュー!!では試合の時にスタンドなどにかける横断幕がよく出てきます。
烏野高校「飛べ」
音駒高校「繋げ」
青葉城西高校「コートを制す」
伊達工業高校「伊達の鉄壁」
白鳥沢学園高校「強者であれ」
梟谷学園高校「一球入魂」
鴎台高校「習慣は第二の天性なり」
稲荷崎高校「思い出なんかいらん」
この横断幕の言葉自体がもう既に名言だらけなんですよね、ハイキュー!!は。
そして音駒の「繋げ」はハイキュー!!シリーズを通して随所にその特色を色濃く描いています。
猫又監督の言葉にあるように、どんなに強い攻撃を仕掛けても勝てるわけじゃない、ボールを落とさなければ負けない、というバレーボールの奥深さみたいなものがとてもよく伝わってきます。
第2期~第4期と続いていきますけど烏野は攻めて攻めて攻めまくる、力づくで点をもぎとっていくスタイル、音駒は繋いで繋いで、拾って拾って拾いまくるスタイル、”最強の鉾”と”最強の盾”のどちらが強いのか、結末が気になりますよね。
映画「ハイキュー!!FINAL」
劇場版二部作、アニメ映画『ハイキュー!! FINAL』の制作は、2022年8月13日(土)に開催されたイベント「ハイキュー!!×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THEVOLLEYBALL”」内で発表されました。
第4期の春高バレー「稲荷崎高校」戦のあとを描きます。
つまり、対”音駒”「ゴミ捨て場の決戦」です!いよいよです。
2023年8月には、劇場版キックオフイベントも開催される予定とのことですが、公開時期は未定となっており、今後の進捗状況がとにかく気になります。
【詳細】
アニメ映画『ハイキュー!! FINAL』
公開時期:未定(2022年8月現在)
配給:東宝
アニメーション制作:Production I.G
製作:「ハイキュー!! FINAL」製作委員会©
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