影山飛雄「俺が居ればお前は最強だ!」
アニメ:ハイキュー!!(第1期)第10話「憧れ」より
チーム町内会との練習試合の途中での出来事。影山が熱く日向に語りかける名シーン!
日向翔陽はかつての烏野高校排球部のエース「小さな巨人」に憧れてバレーを始めた。自分に身長やパワーがなくても小さな巨人みたいになれば戦える、そう信じて。
そして烏野に来て身長もパワーもある現エース(東峰旭)を目の当たりにして、試合中にぼーっとしてしまい東峰のスパイクを顔面で受けてしまう。試合中に余計なことを考えてぼーっとしていた日向に対して影山が語りかける。
影山「俺は知ってるぞ。エースはかっこいいけど自分の一番の武器は”おとり”なんて地味でかっこ悪い。自分に東峰さんみたいなタッパとパワーがあればエースになれるのに。エースがいるってわかってから興味とか憧れのほかに嫉妬してただろ!」
日向「羨ましくて何が悪いんだ。もともとでっかいお前になんか絶対わかんないんだよ!」
試合中に口論になってしまう。
影山「今のお前はただの、ちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそだ!大黒柱のエースになんかなれねえ。でも俺が居ればお前は最強だ!」
その後のブロックを全力で振り切ってスパイクを打ち抜いた瞬間の日向のなんとも切ない表情が忘れられません!
そして、影山→日向への「俺が居ればお前は最強だ!」ではなく、日向→影山への同じセリフもこの先で出てくるのもワクワクしますよね。
影山「お前はエースじゃないけど、そのスピードとバネと俺のトスがあればどんなブロックとだって勝負できる!エースが打ち抜いた1点も、お前がかわして決めた1点も同じ1点だ!エースって冠がついてなくてもお前は誰よりもたくさんの得点を叩き出して、だからこそ敵はお前をマークして、他のスパイカーはお前の”おとり”のおかげで自由になる。エースもだ!それでもお前は今の自分の役割がかっこ悪いと思うのか!」
影山が息を切らすほど熱く日向に語るこのシーンは間違いなく不朽の名シーン!
日向「思わない…、思わないっ!!」
影山「よしっ!!」
この時の日向の「思わない」がずっと後にあんな風に繋がってくるなんて、この時は全く想像もしてませんでしたが、映画「ハイキュー!!FINAL」でどんな風に描かれるのか、今から楽しみです!!
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