ハイキュー!!名言「俺コートに立ちたいです」

インターハイ予選を控えたゴールデンウィーク合宿のロードワーク中にチームからはぐれてしまった日向翔陽は、合宿の最終日に練習試合をする相手である音駒の狐爪研磨と偶然の出会いを果たす。

そこへ副主将の菅原が迎えに来てくれて、一緒にランニングしながら戻る最中の会話。

菅原「日向はほんとどんな練習でも全力だよな」

日向「はい。でももっと練習しなくちゃ。俺まだまだ力が足りなくて影山とセットじゃないと一人前扱いされないのは悔しいけど、でもそれでも試合に出たい。俺コートに立ちたいです。」

菅原「俺もだよ。俺もコートに立ちたいと思うよ。だから俺は俺のやり方で戦う」

何気ないこの会話、日向は自分がまだまだ未熟であることをきちんと自覚していて、常に上へ上へと這い上がっていこうとする姿勢を持ち続けていて、菅原は菅原で自分が実力で影山に劣っていることを自覚したうえで、それでも試合に出ること、戦うことを諦めていないという決意表明なんですよね。

この「でもそれでも試合に出たい。俺コートに立ちたいです。」のシーンは、まだまだずっと先ですけど、とある試合の最中に菅原が回想するシーンなんですよね。ここがあそこに繋がっている、そんなことをずっと先で思い出させてくれるストーリーが素晴らしいですよね。