ハイキュー!!名言「負けたくない事に理由っている？」

インターハイ予選で青葉城西にフルセットの末、惜敗してから初めての対外試合となる扇西高校との練習試合。チーム全員の気合もじゅうぶん。意気込む日向。

仮入部中の谷地仁花も試合のサポートに入る。体育館で準備をしている最中に、谷地さんは日向に素朴な疑問を投げかける。

谷地仁花「今日の試合って練習試合だよね？遠征に行く為の勉強も本番じゃない試合もどうしてそんなに頑張れるのかなあ？って」

これまで特に何かに打ち込む事もなく厳しい母親の顔色をうかがうように育っていた谷地さんには、日向の一生懸命な姿が不思議に見えたことでしょう。すると日向は、

日向翔陽「強くなって勝ちたいから」

谷地仁花「そっか、きっといろいろ理由があるんだね」

日向翔陽「理由？勝ちたい理由？負けたくない事に理由っている？」

ただひたすら上へ上へと高みを目指し、貪欲に強くなりたと願う日向。勝って勝って勝ち続けて、いつか影山を倒すという決意がその原動力でもあるだろうし、インターハイ予選で青葉城西に敗れた事で、勝ったものしかコートに残れないという現実も知った上での日向のこの名言にはしびれた人も多いはずではないでしょうか。