ハイキュー!!名言「逃げる方が絶対後からしんどいって事はもう知ってる」

引用元:ハイキュー!!公式
引用元:ハイキュー!!公式

縁下力:「逃げる方が絶対後からしんどいって事はもう知ってる」

アニメ:ハイキュー!!(第2期)第17話「根性なしの戦い」より

春高の宮城県予選を戦う烏野高校バレー部。順当に勝ち上がっていき対戦相手は強豪の和久谷南。

コーチ曰く「うちとは相性の悪い相手」とのこと。

そんな中にあってどっしりと構えチームを鼓舞する主将の澤村。ひとりひとりに声をかけケアしながら試合を進めていく。和久谷南の主将も負けず劣らず土台っぷりを発揮し、主将対決といった様相。

1セット終盤、長いラリーが続く。気持ちも流れも切らさないようにと必死にボールを追う中で澤村と田中が接触してしまい、澤村は負傷退場となる。

大黒柱を失った烏野に嫌なムードが漂う中、代役に駆り出されたのが2年の縁下力(えんのした ちから)でした。試合を見ていた青葉城西の及川たちは縁下について「あまり印象にない」と言うが、烏野のメンバーたちは、コートに入ってきた縁下に、「あ、やっぱり縁下さんなんですね」と、さも当然の様子。

実は縁下は個性の強い田中、西谷たちをコントールできるいわば2年のドン的な存在。主将の澤村に代わって入るならチームの誰もが「縁下しかいない」と思っていた所が描かれています。

いきなり代役として駆り出されるも、サーブレシーブをミスするなど代役の難しさを痛感しながら、気合を入れなおす縁下。自分の過去の出来事を思い出し「逃げるための言い訳なんか何の意味もない」と自分を戒めます。

縁下が1年生の時、引退していた鳥養監督が少しの間だけ復帰して烏野バレー部を見た時期がありました。鬼監督と呼ばれた鳥養監督の練習はとにかくスパルタで練習についていけない部員も出始める。縁下もその1人で、初めて仮病を使って部活をサボるとそのまま部活には顔を出さなくなったのです。クーラーの効いた部屋でマンガを読んだりアイスを食べたり、普通の高校生がするごく当たり前の過ごし方をしていたが、思い出すのはバレーをしていた自分。厳しい練習の中で綺麗にレシーブが決まった瞬間を思い出したり。

その瞬間があるかないか、それがお前がバレーにはまる瞬間だ!」木兎光太郎が月島に言ったセリフがありましたが、縁下にとっては、あのレシーブの瞬間がきっと、その「瞬間」だったのでしょうね。

意を決して部活に戻った縁下。しかし自分が逃げたという負い目は消えないまま。そんな事を思い出しながら言ったセリフが今日の名言。

逃げる方が絶対後からしんどいって事はもう知ってる

人生における名言を聞いたような感覚でした。僕はときどき自分を戒めるために思い出す言葉でもあります。自分の事を振り返ると逃げてばかりの人生だったかも、と。だからハイキュー!!を何度も見ては数ある名言たちに励まされ、背中を押され、勇気をもらったりしています。

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